ひだまりが聴こえる、完成披露上映

 

先日、『ひだまりが聴こえる』というBL漫画原作の実写映画の完成披露プレミア上映に行きました。

原作を友人に借りて読んでいて、多和田秀弥さんや三津谷亮さんが出演するということで、本を借してくれた友人といってみました。

 

感想は、控えめに言っても最高でした。

原作は絵がとても綺麗で、『ひだまり』とタイトルにもあるようにキラキラした印象があったので、実写でどう表現するのだろうという不安もあったし、『太一』という役を演じる小野寺晃良くんが茶髪だったことに衝撃を受けて「太一が茶髪、、?」と友人と騒いでいたので、そこにも不安を感じていました。

しかし完成した映画を見ると、原作の優しい雰囲気と、嫌にBLを感じさせない爽やかな展開が原作そのままに表現されていて、本当に感動しました。茶髪も一切気になりませんでした。

私自身が、実写オリジナル的な展開がどうしても苦手なタイプなので、変な展開があったらどうしよう、無駄に駆け足で2巻分(現在出版されている原作は2巻ある)を詰め込んで大切なシーンが抜かれていたりしたらどうしよう、と不安に思っていたのですが、本当に監督さんが原作のいい所をしっかりおさえて下さっていて、2巻分詰め込むことなく1巻の展開のみで映像を撮ってくださっていたので、満足感でいっぱいだし、次は2巻の分を続編としてやって欲しい!と思いました。

突発性難聴という障害をもった青年がメイン(?)のお話なのですが、重すぎることなく、軽すぎることも無く、自然と涙が溢れる作品です。BLという枠ではありますが青春映画では?と思うほど爽やかな展開と映像なので、是非観に行ってみて欲しいです。

 

そして、本題なのですが、先ほど話題にもあがった、太一役の『小野寺晃良』くん。

ちょっとヤバすぎるくらいに可愛いです。ピチピチの高校生です。初々しさが何とも言えない可愛さです。

上映後に主要キャスト3人(多和田さん、三津谷さん、小野寺くん)と監督のトークショーがあったのですが、なんと、小野寺くんと三津谷さんがひと回り年齢が違うそうで、それでも仲の良さそうな3人にとてもホッコリしました。

小野寺くんは華奢でお顔も小さくてすごく可愛いのですが、声がしっかりと男の子の声で、そこにまたときめきが止まりませんでした。

 

撮影は2016年の9月頃だったそうなのですが、そこから小野寺くんは身長が伸びたそうで、撮影時は三津谷さんより小さいか同じくらいだったのが、試写会の時には三津谷さんよりも大きくなっていて、多和田さんとの身長差も顔一つ分ほどあったのが、顔半分くらいまて縮まっていて、男子高校生の成長に驚きつつ、これから更にどこまでどのように成長していくのかを見守りたい衝動に駆られています。

映画内で多和田さんとのキスシーンがあったのですが、鑑賞中には既に小野寺くんの母のような気持ちになっていたので、男子高校生と成人男性(映画内では大学生同士)のキスシーンは、とても見てはいけないものを見てしまった気持ちになりました。女の子とのキスシーンよりも先に男性とのキスシーンがあるとは、俳優さんは大変だなと思いながらも、やはり映画の中ではしっかり役同士の思いが伝わってくるシーンだったので、多和田さんと小野寺くんの演技にも感動しました。

これからも少し、小野寺くんの活動を気にかけてみたいと思いました。

 

ということで、小野寺晃良くんに浮気してきた話だったのですが、多和田さんと小野寺くんは勿論のこと、三津谷さんもとてもキーパーソン的な立ち位置でした。

三津谷さんはトークショーの時の髪型が前髪センター分けでゆるくウェーブがかかっていて、襟足を結んでいるという、ものすごくタイプな髪型をしていて大好きでした。(関係ないですが、前々から好きだったので『3人のパパ』で桜田との共演がとても嬉しかったです。)

 

本当に、出演者のみなさんの魅力と原作の魅力が、全て詰まっている作品なので、少しでも気になった方は是非ご覧になってみてください。後悔はしないと思います。

私も公開したら絶対にもう1度観に行こうと思っています。そのくらい良かったです。

 

2017年の6月24日からの公開です!!是非。